【営業マンあるある】ノルマの実際

『自分だけノルマ未達で会社に居づらくて…』みたいなピヨピヨ台詞を言ってるテレビドラマをよくみるが、現場はそんなもんじゃない。

例えば車のセールスなら、目標が今月3台で、達成したら3万円マージン貰えるとして、コレに『チーム賞』があって「3人で9台」を達成したらさらにプラスで「全員に5万」、更にその上に『営業課別マージン5万』「営業所達成10万」「クォーター(3ヶ月)目標」「年間目標」など、どんどん重なっていく。そいつのその1台で「100万円分の価値」がでることもざらにある。

ノルマは個人が負うものだが、実際はみんなで持ってて、「死なば諸共」といった雰囲気だ。会社はピリピリしたムードになる。当然、売れてないのに有休がとか、お先に失礼しますとかは言えない空気に。てか、人権はない。

これが日本の販社文化だ。

不思議なことに面接では全社「ウチにはノルマはありません。目標はありますが。」と言う。就活若者は気をつけて。

 

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成長産業の儲かってる大手ホワイトなら、全員達成できるヌルヌルノルマなので仕事は楽。気持ちよく皆で飲み会行ける。

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チーム概念のない個人主義外資系とか、フルコミ営業とかは、確かに厳しいけど連帯責任はないのでまだいい。

若者は営業職になるなら、導入のときにピヨらずに勇気をもってフルコミや成果主義外資系なんかに挑戦してほしい。そっちのが一周回って楽やと俺は思う。

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あと、総合職で総務や人事、開発やマーケのつもりで入社したつもりだったのに入社してみたら「最初は営業から」とか『3年で異動するから』とかいう優しい嘘に騙されてるピヨピヨが毎年50万人くらいおる。これも新卒騙しあるあるだ。3年以内に辞める理由のほとんどがコレ。この技、大企業ほど使う。