PMS

 上記のPMSってのは、MRのしなきゃいけない仕事のひとつ。
 そもそも新薬を市場に出すには、臨床試験等の厳しい検査があるんだけど、当然それだけでは足りないんだな。サリドマイド事件なんかに代表されるような、胎児への影響や、他の疾患との併用、高齢者投与の実績など、流通してる薬は常にMRたちによって副作用や効果など、有用性が調査されているのだ。てか法律なんだけどな。んで、いざ副作用がひどいのがみつかると、逆に今度はMRがそういう情報を広めに走り回るのだ。
 言い換えると、まぁ実験しながら使ってるみたいなんだけど、この世界、副作用のない薬は効果のない薬ってことなんだな。あって当たり前。分かって使う。事前には知りようがないんだな。皆もそのことは理解しておこう。
 MRが医療情報担当員って言われる所以のひとつやね。俺にとってはその法律覚えるのがきっついんだが・・・・