将棋ビジネス論

⚫︎歩と香車を比べると圧倒的に香車の方が機動力がある。でも出世すると「と金」になって両者は同じになる。桂馬もいっしょ。機動力を失い個性もなくす。そう変わらないのに「王将と比べると斜め後ろ行けないのでまだまだっす自分」みたいなる。守備要員になり王将の周りで喜び組活動する。実に日本企業的だ。

⚫︎成り飛車、角は明らかに王将より能力高いが部下でいる。不思議だ。能力高い管理職ほど攻撃要因で激戦区に送られる。金や銀は危ない出張は少ない。

⚫︎素直に出世して「と金」に慣ればいいが、「銀」は時々「いや、斜め後ろ行けるので俺はこのままでいいです」と、出世を拒んだりする。このシャバイ言い草はけっこう危険で、社内で嫌われるポイントだ。

========

まぁ、どの会社も大変なんやろなぁと思ってみたり。

見殺し捨て駒にして、取られた駒が敵としてリベンジしてくるあたり、下剋上な感じで日本企業っぽい。恨みのpassionで動いてるやつが社内には何人かいるもんだ。

 

========
自分で自分の駒とって打ち駒できると将棋はより複雑で面白いかも。