沖縄の街、光と影

沖縄の県庁所在地は那覇市で、人口31万。首里城もあるし中心なのはわかるんだけど、すごく荒びれたというか、老朽化した建物の目立つ感じで、寂れ感すごい。昭和な感じの匂い。

 

一方で車で1時間ほどの周辺では活気にあふれている。人口は少ないが米軍基地があったり観光客がいてお金を使う人が多い。リゾートエリアなので外資系ホテル群によりキラキラ開発されてすごく華やかに仕上げされている。

アメリカンビレッジとか外人、観光客、現地の若者が毎晩朝までランチキしてる。週末は毎日花火まで上がってる始末。

明暗クッキリだ。

都市部で人・モノが共に老朽化し、行政機能だけを残して市場のキラキラ部が遠く離れていく様は、日本の近未来を象徴しているようでたいへん興味深い。

光が強い分、影も濃い。

平均年収が最も低いのに、唯一人口が増えてる県、沖縄。『まぁ、こんだけみんなギラギラしてるんやしなんとかなるやろ』という考えになる風土と歴史があるのもわかる。