エンドジョイを考える

60歳以降についてどうするか戦略的にいろいろ考えてる。結論から言うと、年金は早めに貰い、不足分は資産運用がいいかと。

現行ルールなら収入がバグってる事業主とかなら話は違うが、一般人や公務員とかなら年金は非課税世帯狙いで繰り下げでもらったほうが合理的かと。100歳以上の長生きの自信があるなら知らんけど。この厚生年金の受給金額は実によくできてる。

なんとなく雰囲気的に「年金は多い方がいい」、「なるべく65まで、できればもっと働いた方がいい」と年金定期便とか見ると思うけど、非課税世帯のメリットの方が明らかにデカイかと。そして今後もメリットはデカくなる(収入がある老人への租税は大きくなる)かと。

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計算すると自分の損益分岐点や何歳まで社会保険納めたらいいのかははじけるので、皆さん計算してみるといいかと。

思うに、年金繰り下げで貰い、非課税のメリット受けて楽しく旅行三昧でくらすには、ある程度の条件があるかと。

①まずは資産を作る。そして運用スキルを身につける。

ヒトは「減っていく資産、貯金」を頼りに生きていくとそれが幾らあっても気分的にネガティブになるので楽しめない。運用して「減らない資産、むしろ増える資産」を持っていると金額に関わらずポジティブに暮らせる。だから年金にあんま依存しない分、投資や運用に慣れておくこと。金融資産を作ること。退職金をどう貰いどう投資するのかが大事。→イメージは年利5%で増える資産を3%ずつ取り崩して、増やしながら使っていく感じ。これ、慣れてないとそうそうできん。気持ちがついていかん。少額から練習しておくといいかと。

資産はメンテナンス、リバランスも必要なので色々して理解しておくの大事。

②生活コストを下げておく。車や家電、大きい買い物や住居費、子育てなんかを早めに終わらせる(まぁ、こればっかは状況によるけど)。

→ちなみに非課税世帯なってると子供の大学の授業料減免、給付型奨学金とかバグったシステムあるので調べてみてほしい。公○党ヤバイ。むしろ遅く作れか?

③必要なら非課税枠の年間100万程以内で労働する。趣味程度でオケ。個人事業主とかミニビジネスでもグー。理想はマイクロ方式の名ばかり取締役とかなるのが熱い。

個人年金とか保険の利益なんかも年収になるので注意。資産収入はオケ。

 

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NISAとかはいいんだけどあんまし固執せんでいいかと。歳とってから基礎控除内で売却すれば税金取り戻せるので、優良なレバレッジ商品とかは積み立てておくのを個人的には薦める。USA360とか。

資産運用に関しては値動きが違う数種の商品でポートフォリオ組んでおく方が精神安定にいいかと。

少額で慣れて暴落も経験して、心を鍛えてると老後のストレスがないかと。

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「ヒトは安心を求めて生きる(DIO)」。

みなさん暇あれば非課税世帯のメリットを調べてみてほしい。本当の金持ちは非課税世帯に多いのも事実。

昔は厚生年金の平均受給額が18万くらいあって否応なく課税コースだったのが、失われた30年で制度バグってるんだろうな。いま16万ちょい。普通なら非課税になる。ココが投票者ボリュームゾーンなんでエグいことなってる。

ちょっとした勇気と努力、お勉強でここはメリットを感受したいところ。

 

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残念ながら子供がいないとか、die with  ZERO派のヒトは別に終身年金でいいかもね。

資産運用で暮らすってのは子供がいないとエンド戦略に多大なストレスがかかる。

 

将来的に「いや、俺は日本のためにできるだけ働いて納税しまくって、経済のためにお金も全部サッパリ使うぜ!宵越しの年金は持たねえ!」てなるかもしれんけどね。