逆転商談のマッチメイク

商談のトレーニングでロールプレイング(ごっこ遊び)とかさせられる。今日の設定は競合品を使ってるDr.に自社品の良さをPRして逆転するというストーリーの練習だ。

 

営業スタイルというのはそれぞれで、押しの人•引きの人、切れ味の人•パワーな人などいろいろある。

カウンターパンチャーのスタイルを持ってる人のロープレ。Dr.役が攻め込んでくれないので良さが出ない。

この場合、ワザと相手に攻め込みたくなるようなトーク、『反論を言いたい状況に挑発する』という引き込みスキルが必要になる。華麗なフットワークなど得意だからこそ見せてはいけない。踏み込んでもらわないとカウンターは威力でないから。

 

一転、アマレス型の人のロープレ。グレコローマンで転がりまくってる。体力勝負だ。

このスタイルの営業マンは寝技勝負に引き込むように相手の腰を落として「ドロ試合に付き合うベトベト人間味」を出さないといけない。本音ガチ出しの丸腰スタイル、『実は昨日離婚しましてね』くらいから入る程の重心の低さがいる。

 

こういった、営業スタイル別の相手をコントロールする『引き込み技』はスゴイ大事なんだが、コレを意識して使えてるのはプロでもまぁ少ない。

 

スタイルが噛み合わないとアリ猪木戦みたいにしょっぱくなる。商談が決まらない。

自分のスタイル、強さ弱さを理解してる人はほぼいない。さらに勝てるシチュエーションを作ることが商談では肝要なのだが、なかなか意識できない。自分は対応力があり、あらゆるボールを打てますと人は思い込みがち。

上級者から『それ違うで、こうしてみろよ。』と言ってもらえる若者であるよう、セルフブランディングを頑張ろう。

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この業界でロープレするとオッサンの『お医者さんごっこ』になるからキモイんだよね。。。