毒も喰らう

こないだ会議後のパーティで、俺みたく趣味で畑やってるビギナーな若者がいて色々な相談された。

無農薬でやってるけど芋も大根もオクラもナスもきゅうりも全滅したらしい。残念ね。

農薬や化学肥料、味の素・福島なんかを異常に忌避する人がいるが、その考え方は無理がある。魚や肉、乳製品も食べれんなるで…。理屈では肉じゃがなら1番肉が危険かと。何食って何注射されてると思う?

 

基本として、除草しないと虫が来て、菌やウイルス持ってきて病氣になる。虫は堆肥にも寄ってくる。基本的にこの連鎖なんだけど、どっかで薬いれてブロックしないといけない。(化学肥料だけだと虫は減るけど土が死んでいく。→3分休作とかできるならオケ)

除草剤、殺虫剤、殺菌・殺ウイルス剤を予防的に早めに使うのが最終的なアウトカムが味美で安全になると俺は思う。ワインの亜硫酸無添加と一緒で、下手にオーガニックこじれすると味も落ちる。

具体的にはダイアジノン、オルトラン、スミチオン、ダコニールなんかを適宜散布しつつ、堆肥を増やして化学肥料を減らす。こなへんにコツがある。

自分で野菜作るとスーパーで売ってるものの農薬レベルの凄さがわかる。まぁでもみんなそれ食ってるんだし。だから無農薬でなく微農薬野菜でも充分素晴らしいかと。味が違うからすぐわかる。

 

売ってる化粧水の7割が敏感肌用らしい。人は自分のことを「デリケート」だと思いたがり。『私は人と違う』と思いたい。やれやれだ。アンタらみんな普通やて。

めんどくさいこと言うやつとかには、添加物はペットフードの方が少ないからそっち食えば?と時々おもう。