歌舞伎おそるべし

NHKみながらおもった。
歌舞伎が流行ってるらしい。歌舞伎とは400年くらいの歴史がある日本の古典芸能…なんだが、俺にはどこがおもしろいのかまったくわからない。金出すなら氷室のコンサートのほうが1億倍いい。しかしなんとなく歌舞伎のほうが高尚な感がある…。これはたしか。正直、鑑賞のポイントがまったくわからんのやが…。
でも400年のなかで、根強く人気があるのは、新規開拓が続いてる証拠ではある。今のファンはどういうきっかけで入門したのか?

ここでふと考えたんだが、この文化的価値観の溝は、時が解決してくれるものなんだろうか?
例えば、改造バイクにのってパンチパーマで、『気合いッス』とか言ってる人たちの『カッコよさ』は俺は今後もまったくわからないだろう。ホモの世界もわからん。これには絶対的な価値観の溝がある。
しかし、子供のころ嫌いだったミョウガが好きになったとか、女は胸よりケツだとか、四駆よりスポーツカーだとかゆーふうに、いわゆる嗜好の問題で、経時変化で許容される範囲内のモノもある。まぁ、価値観の幅の域値内ってことやな。
400年は甘くない。おそらく大多数のヒトの域値内に歌舞伎も存在するのだろう。

俺も、そして友人らみんなも、歳とったら歌舞伎や能がわかり、『あんときの官九郎の摺り足がしびれるのう〜!』とか言えるようになるんだろう。携帯で琴平歌舞伎チケットも予約するんだろう。

あと3〜40年くらいはかかるか?楽しみである。

よく似た位置に盆栽とかもある。早く始めなきゃ、あれって育てるのに2〜30年くらいかかるんだよな…。

てか、まったくノータッチかもな。まだ変わらずジャンプ読んでるしな。。。