医療の地域差について

俺が不慣れなせいもあるけど、今日も大学で迷った。業界の話でなんやけど、国公立大学の医学部の施設の広さ、充実ぶりはヤバい。私立大とはやはり廊下の広さからして段違いだ。医者の質については…ノーコメントだ。

アポイント時間に遅れて焦ってる俺を『どうされました?』ってわざわざ案内してくれたナースさん、マジ天使。惚れてまうやろ。。

 

よく「都会の方が医療がいい」とか言ってる素人が多いが、高度医療に関しては地方、県庁所在地レベルが一番高い。人口あたりCT.MRI数データが1番わかりやすいかと。基本的にこういう高価な機械は、経営的にボトルネックなので常にフル回転してる。東京の3倍ある高知とかは県民は単純に3倍受けてることになる。造影検査の特異度や感度がそれだけ上がるし待ち時間も少ない。

確かに都会はモノは10倍あるかもしれんが、100倍人がいるのである意味『物質的には貧しい』と言うことを心しておくべきだと思う。

「車で15分走って行ける大病院」が近くにあると理想。車があること前提で。どうせケチって皆タクシー呼ばないだろ?時間や空間的な距離よりメンタル的な距離勘が優先だ。「車がない歳よりは半径400メートルで暮らす」の法則だ。

 

ただ、都会はやはり住みやすい。いっぱい人がいるので『自分より下がいっぱいいるので、なんとなく俺はまだマシ、イケてるかもって気がする』という安心感がある。優しい嘘が多い。怠惰に流されて貧乏になっても「まぁいいか」と思える風土がある。コレを俺は「都会の優しさ」と言ってる。高いコストで都会に住んでる人が求めるコアな価値観はコレかと。心やメンタル弱い人は都会で群れるべきだと思う。

医療に話を戻して。持病がある人は医療環境いいとこに住んだ方がメリットは多いと思う。健康な人はどこでも殆ど関係ない。