サービス業の肝

サービスは3種に分けられる。

①基本的サービス。店内が清潔で掃除されてる事。店員が清潔で癖のないこと。例えば飲食店でどんな美味しいもの出す店でも、トイレが汚く、店員がパサパサの茶髪で爪伸びて汚かったら、多分客は不愉快。言葉遣いとかもこのカテゴリ。

②本質的サービス。提供する財やサービスの質そのもの。ケーキ屋さんならケーキの味や見た目、価格や鮮度、レア度など、お金と交換されるそのもの。

③個別複合的サービス。他者から見て「えこひいき」に見えない、その人だけのオリジナルなサービス。目の不自由な人の手を引いてあげたり、子供に風船あげたり。「俺にはしてくれんのか?」とならない範囲で第三者的にも好ましい、微笑しいサービス。

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この③の個別複合的サービスを誤認して、『常連だけにドリンクサービス』とか「男前にはチャーシュー追加」「美人はVIP席」とかすると、一般の客は不愉快になる。とたん3流店になりダサくなる。

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ところが投資やビジネスの世界になると、パワーを持った人が明らかに『えこひいきサービス』をえげつなく受ける。

この「えこひいき」が認容されるか否かが、小売業と営業の業界の境目になるんじゃないかなと。