色気でモノを売ると言うこと

業種や商材、経営者の考え方なんかで大きく変わってくるのだが、個人的に女性営業ってのは単価が大きい商材はいろいろしんどい傾向があると思う。

もちろん、異性の顧客が勘違いするケースなんかもあって、ハラスメント対策とかがめんどいとかもあるだろうけど、1番は『上がっていく評価フィールド』で戦えないからだ。

 

(解説)

一般的に単価が高い商材はアフターメンテナンスであったり契約更新であったりと、定期的なイベントや商談が繰り返されていく。

このなか、例えばいい感じのおねーちゃん営業から買ってしまったおっさんの心象は、初めの契約の時の密な関係が薄れていくなか、賢者モードになって段々と『アラを探す』ネガティブベクトルな傾向があるからだ。ピーク時の印象からだんだん下がってくる。これ、リピドー的にしゃーない。言い方悪いが『慣れて萎える』って営業の世界では言う。

一転、同性の冴えないおっさんから買ったとする。客はアフターで付き合っていくうちに『あれ、コイツ意外と話すとおもろいぞ』とか『真面目なやつなんやな』とかいうふうに評価が上げ調子のなか付き合うことができる。初めが低いだけにね。

これ割と大事で、同じ70点でも、上がってきた70点と、下がってきた70点ではやっぱ勢いが違う。後のクレーム対応や再契約で売買単価を上げていったりするときに影響してくる。

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ようはメリットデメリットの話で、どっちがいいも悪いもない。個人のスキルにもよるし。まずは売れないといけないし。

ただ、できる営業マンはそうした顧客心理を踏まえて営業スタイルを調整していると言うことだ。

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個人的に。スーツとかを、色気で「お似合いですよ」言われて買うの卒業した。。