蕎麦事情

蕎麦を打つときは、打ちたい蕎麦をイメージして粉を混ぜる時が一番気を使う。考える。楽しい時だ。

蕎麦は粉でほとんどきまる。最近は美瑛産の蕎麦粉が気に入ってるのでベースにしてる。製粉所の知り合いとか詳しい人が知り合いにいないので色々試してみてる。。

今日は玄そば多め。香りをカツンと楽しみたい(ガツンじゃなくカツン)。

打ってから少し時間をおいて「寝かす」ほうがいいという流儀の人もいるんだけど、俺の場合はすぐ食う方が多い。軽量すんだら30分もあればこの状態まで持ってこれる。時間短い方が香りが残る気がしてる。蕎麦は香りとテクスチャのバランス大事。『ゆっくり丁寧に』すると蕎麦はどちらもダメになるので難しい。

あと、蕎麦打ち動画は数あれど『茹で方』にこだわってる人は少ない。俺的には『茹で』は一番大事かと。いろいろな技やコツがある。

 

今日のは香りもナイスでコシも強くいい感じにできた。新しい包丁も少しずつ慣れてきてる。あと10回くらい切るとレベル上がるかな?土日どちらかの昼飯は蕎麦。それ以上がんばると蕎麦を嫌いになるかもしれんからな。飽きないようにセーブ。

もう『テクニックの研究』のステージは終わり、『粉との出会いを探す』『無駄な動きを削る』というステージに入ってるのであんまし気負いはない。それでも自分で打ってるからこそたまに蕎麦屋に行くといろいろ気づきもあって楽しい時もある。まぁ、蕎麦打ち趣味というのはそういうものだ。